次女不調からの救世主!
一週間休んでしまった反動と梅雨入りも重なって次女の気分が乗らない。一度機嫌を損ねるととにかくしつこい。これが小学生の行動なのかと心配になるが、「ヤダ」しか言わず泣いて暴れて取り付く島もないといった感じになる。というわけで7月に入ってからは玄関を出るまでに1時間以上かかり我慢比べとなる日が続いている。
振り返れば長女も一年生の一学期はなかなか大変であったが、学童も長時間だったため、体力が続かず木曜あたりに朝動けなくなるパターンを毎週繰り返していた。体力気力不足が原因なので、一夏超えて体力がついてしまえば全くは問題なくなった。
多分体力的にも精神的にも今の妹の方がタフだと見ている。ただ末っ子の甘え気質に加えて、感情に行動を任せてしまう部分がここのところ目立ち、気持ちの切り替えや我慢が効かない場面が増えているのが心配だ。
コロナで昨年休校後1年間消滅していた公開授業というものが先週やっと復活したので、次女の学校生活を覗き見してきた。親は1人に限定されていたが、学校の様子を見ることができたのは1年半ぶりだ。
次女は小学校生活もマイペースで集中していないかと予想していたが、いい意味でとっても普通だった。しっかり座って先生の言葉に一つ一つに反応をし、親が見ていることに照れている様子でもやることはできていた。
逆に言えば、上の子が入学した頃にも感じたように、普通のことができていない子がやっぱり多い。まっすぐに座っていられない、挙手をしているのに質問を理解していない、ずっと周りが気になってソワソワしまう。そっちが普通なのだろうか。
娘達はかなり周りに合わせてしまうタイプである。逆に言えば自分の立ち位置が定着するまでは周りの友達にかなり振り回されているのだろう。自分にも心当たりがあるからとてもわかる。学校という場はなぜあんなに居場所を確立するのに神経を使うのだろう。
次女が入学し登校するようになったのに、兄も姉も妹のことはそっちのけでさっさと先に登校してしまう。兄弟姉妹で揃って登校している家庭も多いのに。うちの子達にそれを強制すると自分が友達と作り上げた関係に水をさすことになってしまうのだろうか。でも学校ではお互いに見かけるとちょっかいを出したりして絡んでいるようだから仲が悪いわけではない。でもうちの兄妹がバラバラに登校するスタイルはこのまま続くと思われる。
集団登校がうちの地域ではないことが悔やまれる。現状集まる機会がないので、1年生の保護者との交流もほぼ皆無。とにかく次女を学校まで連れてってくれる誰かが欲しい!と願っていたところ、一番近所の兄の同級生が思わぬところから引き受けてくれることになった。
6年と1年は交流場面が多く、兄の同級生の女の子達は日頃から学校でも面倒を見てくれているようだが、先週下校時間が一緒になったタイミングがあり、手を繋いで一緒に帰ってきた。それに気を良くした次女は兄を経て朝も一緒の登校をお願いした。妹が気の合う決まった友達ができて学校生活が落ち着いてくれるまで、とっても心強い存在である。おかげで月曜日であったがちゃんと時間を守って家を出ることができた。母は必要ないと手を振り払われて。
今まで早すぎたり遅すぎたりと気分のムラで登校時間が変わっていたが、家を出る時間が一定してくれば感情も生活リズムと一緒に落ち着いてくれると期待。家での発狂も少し落ち着いてくれるといいな。気持ちさえ向けばすごいパワーを出してくれるのが次女のいいところ。休んで遅刻してが続いて自分が少し遅れをとった感覚も学校が嫌になった理由にあったのだろうが、夏休み前にしっかり土台を作って終えて欲しい。