【書評】自分を操る超集中力(Audible)

 無料期間につられてAudibleに手を出したが合わなかったので退会した。家事をしながら本を聞けるならと効率的な読書につながると期待したのだが、Wタスクとして読書はやっぱり難しい。そして文字情報が無いのは記憶に残りにくい。聞いただけの内容では書評も書きにくかった。やっぱりかさばるが読書は本の形がいい。家事のお供にはやっぱり聞き流せる音楽やラジオが適しているなとわかった。

 でもこの本の内容は息子の受験勉強に役立つ内容がいっぱいあったので残しておく。

DaiGo著『自分を操る超集中力(かんき出版)』

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・ウィルパワーの消費を抑えることが集中力を保つ鍵。(ウィルパワーとは前頭前野に存在する「意志力」とのこと)注意や選択を必要とする場面を減らすことで脳の疲労を抑えることで集中力は持続しやすくなる。

・選択するという判断が加わってからの集中は続きにくい。課題はすぐに取りかかれるようもう机の上に置いてある状況を作っておく。物を片付けて机の上にスマホやPCを置かないこと。とりあえずBOXを用意して机の関係ない物をといあえず全部入れてフタをしてしまうことで集中のスイッチを入れる。

・集中力は長く続かない。まとまった時間は短かく区切り、途中でもっとやりたかった状況で手を止める(焦らし効果)25分毎に5分休憩のサイクルがベスト(ポモドーロテクニック)まずは短い時間を決めてサイクルの練習から15分集中3分休憩など。休憩を挟んでも同じ課題に戻ること。

・片付いた環境で外部刺激を減らす。取り組む対象以外の物が何もない環境を作る。暇つぶしやくつろぎの材料は排除していく。

・作業中に何度も姿勢を直すことで力の入り方がわかって脳がクリアになる。15分以上同じ大勢で座っていると作業効率は下がる。椅子に長時間座る時間をできる限り減らすこと。15分に一度立ち上がる。

・体から水分が失われると一気に集中力が下がる。こまめに水を飲むこと。

・ウィルパワーの最大の節約は習慣化。1つをまず習慣化すること。習慣化されてたら新たな対象にうつす。分散しないこと。

・次の日にやることを優先順に6つ決める。翌日できなかったことは忘れて新たに次の日のやることリスト6つを決める。

・入眠の質を上げるために寝る2時間前にはスマホやPCは見ないようにブルーライトをカットする。目を温める。

・午前中はインプット、昼はアウトプット、夜は復習の時間

・時間があっても集中が続くわけではない。90分のウルトラディアンリズムの間にアクティブレストを入れる。体を動かすことでウルトラディアンリズムは持続的に繰り返せる。

勉強に集中する時間を作るために、すぐ散らかる息子の部屋と机を地道に片付け続けてみるか。

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