幼児期の読み聞かせ→Kindle読書まで
小6の息子はかなりの読書家である。
おかげでSAPIXの長文読解も難なくこなす。
決して国語の成績がいいとか読解力があるというわけではないが、国語の問題に出てくる文章を嫌がらずに全部読みきるだけでも素晴らしいなと感心する。
しかし速読の能力は要点を読み飛ばしてしまうリスクがあり国語の成績に直結はしないようだ。そして字が汚いので漢字の採点はかなりおまけして点をもらっているような気がする。
でも毎月あるマンスリーテストの成績で他の3科目は浮き沈みが激しいものの、国語だけは常に平均点付近で安定しているから算数対策に集中できるので助かる。
勉強や遊びの時間以外も自然に漫画や興味のある本に手を伸ばす姿は、1人目のこということもあって乳児期から読み聞かせを頑張っていたためか、読書好きの父親血を引いているかはわからないが嬉しい光景だ。
息子のこの10年間での読書量をまとめるとすごい。
簡単な絵本の飲み聞かせから始まり、「もこもこもこ」などのお気に入りは何度も繰り返していたのでそもそも文字の認識が早かった。
一番最初にハマったシリーズ「かいけつゾロリ」は大量の作品があるが年長の間に全巻制覇したと思う。
小学校入学してからはとにかく漫画。学童でもひたすら漫画を読んでいたようだ。父親が幼少期から集めて大事に保管していた漫画も片っ端から読んでいき、昔の名作から最近のヒット作までもうどれくらい漫画を読んだのかは母は把握していない。
おそらく500冊は超えているだろう。
漫画愛に火がついてからは、漫画がベースになっている本のシリーズを色々読み始める。例えば
・ドラえもん学習シリーズ
・サイエンスコナンシリーズ
・コミック版日本の歴史シリーズ
・学研まんがでよくわかるシリーズ
・サバイバルシリーズ など
興味がある話には次々にのめり込んで制覇していった
・ミルキー杉山のあなたも名探偵シリーズ
・空想科学読本ジュニアシリーズ
・ざんねんないきもの辞典シリーズ など
そして高学年に入ってからは小説にハマった
・「ぼくら」シリーズ
5年生になってからハリーポッターをKindle版で読み始めることになったが、あっという間に全巻読みきり、どっぷりハマって映画も全部観ることに。
自分のKindleを手に入れたことで、さらに読書に時間を惜しまなくなる。とにかく塾での拘束時間が長いため、塾までの電車乗車時間10分と入浴時間が息子の定番読書時間になった。出かける時は常にKindleを持ち歩いている。
ちなみに今は「2分間の冒険」を読んでいる。
読書記録をちゃんとつけておけばよかったな〜とも思うが、多分記録が嫌になる程膨大な量になったことであろう。
だだでさえ夫の本の量に家の収納は追いついていないので、子ども達の本の調達は母が足繁く図書館に通っている。
月2回を10年以上続けたとなると約250往復になるのか…頑張ったな自分。でもその積み重ねが今の息子を作り上げていったのであれば報われたものだ。
そして読書好きの息子は5年で図書委員を選び、6年になって自ら副委員長になりました!
そしてそして科学クラブ長にも!!!(これが息子の人生最初の肩書きですw)
だが、悩みのタネは2人の娘…いまだ小4の娘は短編にしき気を向けないし、まず自分から読んでくれないし漫画には全く手をつけない。言い分は「読む順番がわからない」とのことでコマ割りの変化に処理が追いつかないらしい。どうしたものか。同じ流れを作っているはずなのに。性別や性格の差なのか。
まずは小学校入学した次女動向も探りながら参戦をたてていこう。そして上の子ではサラッと流してしまっていた音読の宿題にとことん付き合おう。